先輩紹介

秋友 英里さん

児童発達支援事業所 きらり中庄
看護職(正看護師)

秋友 英里さん

子ども達と笑顔あふれる時間を過ごせることは
私の原動力であり、宝物です。

クムレで働こうと決めた理由を教えてください。

病院やクリニックでの経験を活かして、医療的ケアを必要とする重症心身障がい児や発達障がいのある子ども達に寄り添い、多職種連携しながらその子の力を最大限に伸ばしてあげたい!と思い、クムレで働こうと決めました。

実際に働いて大変だったことはありますか?

障がいのある子ども達と関わる機会が少なく、最初はどのように関わればいいのか不安でした。
特性や医療的ケアの内容も一人ひとり異なるので、その特性の理解やケアを覚えることが大変でした。
日々の業務の中で個別支援計画の振り返りを行っているので、その時に子ども達の特性を教えてもらうことができる先輩たちが身近にいるので、大変なことはありますが、安心して働いています。

その分やりがいを感じることはありますか?

コミュニケーションを取りながら、アプローチの仕方を変えることで「〇〇したら反応してくれた!」「表情が変わった!」と、子ども達の表情や動きなど小さな変化に気付けるようになり、その子の思いを汲み取ることができるようになりました。
通所回数が週に1~2回でも、継続して様子をみることができ、子ども達の成長をご家族や職員と喜びあえることにやりがいを感じます。

一緒に働くスタッフはどんな人たちですか?

保育士、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、社会福祉士など多職種と関わって、専門性を生かしながら、その子にあった発達支援を行っています。
毎日子ども達と職員の笑いの絶えない職場です。

日々の業務の中で大切にしていることはどんなことですか?

安全に楽しく過ごせることはもちろんですが、一人ひとりの表情や変化をよくみて関わることです。
「いつもと違う」という些細な変化や「何を伝えたいのか」小さな訴えにも注意し、体調不良などにもいち早く気付けるように心がけています。
日頃からご家族との情報交換を行い、必要な対応や相談に応じることができるように心がけています。

今後、こうなりたい!という目標はありますか?

子ども達、ご家族、職員からも愛され、信頼される存在になりたいです。
医療的ケアを必要とする子ども達が通える場所は限られていますが、その中でも「ここの看護師なら安心して預けられる」、「ここに通いたい」と思ってもらえるような場所であり、子ども達の安心できる存在に、ご家族からは気軽に相談できる存在に、職員からは安心して業務を任せられる存在でありたいです。

クムレの魅力を教えてください。

基礎的な福祉の研修からスキルアップに向けた研修など充実した教育制度が整い、自分で学びたい分野の知識を深め、成長できる環境が整っています。
また、多職種で専門性の高い職員もいるので、日々の業務の中で自分の専門外の知識も学ぶことができます。

あなたが【クムレ10の心得】で大切にしていることは何ですか?

【ハンディキャップのない街へ】
ハンディキャップがあろうとも、どんなに重い障がいがあろうとも、多くの人が支え合い、あたり前に日常生活ができる街にしていきたいです。
「障がい」に対して理解のある社会を目指し、誰もが生活しやすい環境作りをしていきたいと思っています。
思いやりや助け合い、強い想い、そして何よりも地域の方との信頼関係を大切にしていきたいです。

就職を考えている未来のスタッフにメッセージをください!

どこに就職するにも不安や悩みがあると思います。
私も新しい分野にチャレンジすることに不安はありましたが、クムレに就職して「自分らしさ」をすごく出せる職場であると感じました。
支援の仕方はひとつだけでありません。
みんなと協働して、一緒に笑顔あふれる時間を過ごしてみませんか。きっとあなたの宝物となると思います。

看護職(正看護師)秋友さんの一日

一日の活動風景
一日の活動風景
一日の活動風景

9:15 打ち合わせ、利用児さんの受け入れ

職員で1日の利用児さんの流れ、職員配置等の打ち合わせをします。
また、緊急時の対応についても毎回確認しています。
利用児さんが登園すると、保護者の方から最近の様子、体調等を伺います。
医療的ケアの物品が必要なものがあるか必ず確認します。
体温測定や酸素の値、呼吸音など確認し、体調チェックをします。

10:00頃 集団活動、必要な医療的ケアの実施

医療的ケアが必要な利用児さんは医師の指示書をもとに看護師が実施します。
一人ひとり医療的ケア(注入)の時間が異なるので、その日の利用児さんに合わせて活動と水分摂取の時間調整を行っています。

11:30 昼食

食事の介助、注入を行っています。
嚥下障害がある利用児さんには、必要に応じて言語聴覚士(ST)に相談し、安全に食べることが出来るように注意しています。
姿勢については理学療法士(PT)とも情報共有をしています。

13:00 スヌーズレン

五感を刺激する感覚刺激空間でゆったりとした時間を一緒に過ごします。
看護師業務だけでなく、利用児さんとしっかり関わりながら関係を築いています。
また、15:00までの間に職員が交代で、会議や事務作業、休憩等を行います。
看護師間での話し合いや医師の指示書の確認、緊急時対応の確認や変更等を主に行なっています。

15:00 順次降園、送迎

保護者の方に体調の変化や医療的ケアについて気になることがあれば情報共有をします。
放課後等デイサービスの利用児さんを支援学校に迎えに行き、担任の先生からその日の利用児さんの様子を聞き取り、必要な情報を共有します。
送迎車内でも発作等体調の変化がないか注意しています。
利用児さんの様子については事業所で職員と共有します。

15:30 放課後等デイサービス利用開始、必要な医療的ケア、活動、入浴等実施

医療的ケアの物品が必要なものがあるか必ず確認します。
体温測定や酸素の値、呼吸音など確認し、体調チェックをします。
医療的ケアが必要な利用児さんは注入や導尿をしたり入浴支援を実施したりしています。
こまめにバイタルを確認する等体調の変化にすぐに対応できるようにしています。

18:00までに順次降園、業務終了

体調や発作等保護者と共有しながら必要な情報は聞き取ります。
必要な看護記録を記入し掃除や明日の準備等をして1日の業務が終了します!

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「誰かの役に立っている」という実感と、
たくさんの「ありがとう」を頂ける、
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