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村川 大介/やさい畑クムレ 管理者

2022年09月16日

☆気づけば福祉業界での経験が長くなりました☆

大学は工学部で、卒業後は小売業の接客販売や配送といった福祉とは全く異なる分野の業界で30歳過ぎまで働いていました。

その後、営利目的の仕事ではなく、直接人の役に立つ仕事をしたいと思い、職業訓練校でヘルパーの資格を取得し、特別養護老人ホームなどの高齢者支援分野で介護職員として従事、実務経験3年で介護福祉士、通信大学に編入学して社会福祉士、実務経験5年で介護支援専門員と資格を取得、40歳を目前にクムレへ転職してきました。

クムレでは、障がいのある方の入所施設、グループホーム、保育園を経て、今は農業をメインに就労支援を行っているやさい畑クムレで勤務しています。

一般企業も経験したうえで実感するのは、「福祉」という仕事は特別なものではなく、日々の生活に直結しているもの──というより生活そのもので、ちょっとした困りごとや悩みごと、生活のしにくさ、生きづらさについて、時に取り除いたり、時に乗り越えたり、時に回り道をしてみたり、時に立ち止まったり・・・と、困っている人の状況に合わせてサポートしていくものであるため、どのような分野でも学校で学んできたこと、自身の生い立ちや境遇、他業種・異業種での経験などなど、これまでのすべての人生経験が役に立つ仕事です。もちろん支援をするにあたり、専門的な知識や技術を必要とする場面もありますが、そこは福祉を専門で学んできた有資格者や看護師、セラピストや栄養士、医療関係者等、多職種が連携して支え合いますし、福祉業界に入ってから学ぶ方もたくさんいます。

「福祉はやったことがないから・・・」と躊躇されている方。一歩踏み出してみませんか。